教育方針
地域で信頼される塾を目指します
集団の中でもきめ細かい指導を
勉強さえできればよいとは考えません
あなたの合格を大切に
教育理念「自立」
自立とは?
なぜ勉強するの?
次の50年に向けて
京大進研は2023年で創立50周年を迎えることができました。半世紀の長きにわたり続けてこられたのも、ひとえに地域の皆様のご支援ご協力の賜物と感謝しております。そして、次の半世紀に向けて、気持ちを新たに地域の教育に尽力する所存でございます。
京大進研の教育理念「自立」とは逆説的な言い方になりますが、子供たちには、「自分の力だけで立っているのではないということを自覚すること」と教えています。支えてくれる様々な人々に感謝の気持ちを忘れずに歩んでいくこと。自らが生かされている社会の中で、自らがどう貢献できるのか、そのための学びです。
子供たちにとってはそんな理想論よりも間近に迫る受験が優先かもしれません。しかし、受験と自立は相反するものではなく、受験も自立に繋がります。一生懸命やれば周りの人も応援してくれます。その応援がまた励みにもなり、感謝に繋がるのです。
教育の原点は寺子屋
子供たちを取り巻く環境は大きく変化しており、ICT教育がものすごい勢いで広まっております。しかし、このような教育が広がるほど、先生と生徒が向き合った、血の通った教育が隅に追いやられつつあるのも事実です。
「学力は五感を使って学ぶことが有効である」ということをご存知でしょうか。学習は、その時の先生や周りの生徒の話し方や様子、教室の雰囲気など、視覚や聴覚などの“五感”と紐づけながら記憶として定着します。無機質なオンラインではそのような複数の感触がなく、学習効果が薄れるわけです。
また、「学力は集団に宿る」とも言われています。集団学習の場合は「私もできるかも」など周りから刺激を受けたり、他人の学習方法を参考にしたり、いろんな影響を受けることで、個人で学習するより学力が伸びやすいのです。個別学習の場合はそばで先生がすぐに手を差し伸べます。これは一見ありがたいことのように思われるかもしれませんが、検索して得た知識はすぐに忘れてしまう「Google効果」と同じで、安易に手に入れられるために記憶には残らず、学力的にはマイナスなのです。
教育の原点は“寺子屋”です。京大進研では「環境の変化に合わせて変わらなければならないもの」と「環境が変わっても変えてはいけないもの」を意識し、子どもたちに正面から向き合い、子どもたちの「わかった!」という喜びを大事にしながら、自立した人に成長してもらえる教育をこれからも続けていきます。